【留学生活】パリで和食を食べるなら
前回の記事(【留学生活】フランスのラーメン事情)では、パリでラーメンが食べたくなったときに訪れるべきお店をご紹介しました。
しかし、留学中とはいえ、たまにはラーメン以外の懐かしい味も食べたくなるのが人情(?)。
ということで、今回の記事では、私が留学中にパリで行ってよかった日本食のお店をご紹介します。
寿司マルシェ(Sushi Marché)
寿司マルシェは、パリ16区にあるお寿司屋さんです。
日本人の板前さんがいて、パリで食べるお寿司の中でコスパ最強だと思います。
パリに限らず、フランスにはいたるところでお寿司屋さんを見かけます。HEC Parisのある我らがジュイ・アン・ジョザの街にも、Centre Commercialというショッピングセンターと呼ぶには小規模すぎる集落内に、Sushi Jouyというお店があるくらいなのですが、これらのお寿司屋さんは、そのほとんどが日本人以外の経営なので、味は日本のお寿司屋さんとは全然違います。
サーモンのお寿司がメインで、それ以外のネタとしてはマグロと巻物系と種類が限られますし、繊細な味わいというよりは大味なものが多い印象です。それはそれで美味しいのですが、やはり日本で食べるお寿司とはかなり違ってきます。
しかし、この寿司マルシェでは、クオリティの高い日本のお寿司を提供してくれます。
私は、寿司が食べたいという外国人同級生たちを、何度かこのお店に連れて行きましたが、いずれも大好評でした。
メニューにはうどんなどのお寿司以外のメニューもあるので、一度頼んでみたかったです。
いつも混雑していたので、訪問するには事前に予約した方がいいと思います。
奏(Kanadé)
奏は、9区オペラにある日本食屋さんです。
私は基本、お昼の時間帯によくお邪魔していました。
お寿司もあるのですが、角煮定食や天ぷらうどんなどの日本食を楽しむことができます。
席に着くと、なんとまずお茶を出してもらえます。日本では当たり前のことかもしれませんが、フランスでこれは感動しました。
地下にテーブル席がいくつかあるので、子連れでも安心して入れます(電波は入らないですが)。
オーナーが日仏ハーフだそうで、子連れで行くことが多かったからか、日本語でちょいちょい話しかけてくれました。
野田岩パリ店(Nodaïwa)
最後は、野田岩パリ店です。
野田岩は好きで、日本でも鰻が食べたいときにたまに行っていたのですが、それがなんとパリ1区、ルーヴル美術館のちょっと先、チュイルリー庭園の方にあります。
実はこの野田岩パリ店、新婚旅行でパリに行った際に偶然見つけたのですが、当時は予定的に合わなくて行けず、今回の留学中に満を持していくことができました。
お店の中は、テーブル間のアクリル板の影響もあってか、あまり広くは感じませんでしたが、日本的な落ち着くつくりでした。
鰻の方は、食感がかなりトロフワ系で日本の野田岩とは違った感じがありましたが、たれの味も感じられてとても美味しかったです。
まとめ
以上が、パリで日本食を食べたくなったときのおすすめレストランです。
HEC Parisでの留学生活では、他の国の友人もたくさんできますが、日本食を食べに行こうぜと言われることも結構ありますし、また洋食に飽きてきたときなどに日本食を食べるとやっぱりこれだよなと思うこともあります。笑
フランス留学生活の参考になると幸いです。