【MBA】HEC Parisのある町:ジュイ・アン・ジョザ(Jouy-en-Josas)

2022年10月2日

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HEC Parisのある町 ジュイ・アン・ジョザ

この記事では、HEC Parisのあるパリ郊外の町Jouy-en-Josas(ジュイ・アン・ジョザ)について、私が留学中によく行ったお店などを中心にご紹介します。

HEC Parisでの留学生活の参考になれば幸いです。

Plaisirs Sucres Et Sales

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外観、店先では牡蠣を販売中

HEC Parisのキャンパスから駅に行く途中のパン屋です。我が家はここのバゲット(トラディショナル)を朝食にすることが多かったです。

個人的にはツナとクージェット(ズッキーニ)のサンドイッチがお気に入りで、ボリュームがあって食べ応え抜群です。

ケーキも販売されており、いろいろ試してみましたが、特にガレットデロワが美味しかったです。

週末は店頭で牡蠣を販売していることもあります。

定休日は月曜日と火曜日で、日曜日はお昼までの営業です。

La Medina

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外観
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クスクス
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テイクアウト時の様子

キャンパスから駅に行く途中にあるモロッコ料理店です。

個人的にジュイで最もおすすめのレストランで、メニューにはタジンやクスクスがありますが、クスクスが断然おすすめです。

クスクスはスープカレーのようなスタイルで提供され、お肉が選べてメニューによってはかなりボリュームがあるので、肉をがっつり食べたいときにもおすすめです。

スープには野菜もたくさんはいっているので野菜も取れて健康的です。

テイクアウトもやっていて、キャンパスまで持ち帰るのが少し手間ですが、テイクアウトの場合には10%引きになります。

定休日は月曜日で、日曜日はお昼までの営業です。

Boulangerie Les Blés d’Or

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外観

我が家のメインパン屋であるPlaisirs Sucres Et Salesから徒歩5分ほどの場所にあるパン屋です。

Plaisirs Sucres Et Salesは月火が休みなので、月火にパンがないときはこちらのお店まで行くことが多かったです。

店員さんがフレンドリーで、日本語でありがとうと言ってくれたり、お菓子をおまけしてくれたりします。

定休日は水曜日と木曜日です。

L’église Saint-Martin

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外観
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夜のライトアップ

Plaisirs Sucres Et Salesの目の前にある教会です。

歴史は古く、もともと建てられたのは13世紀で、百年戦争の終わりころには一度廃墟となっていたものの、その後に再建されて今では歴史的建造物に指定されてようです。

教会の前は小さな広場になっていて、夜は謎のライトアップがされて少し幻想的な雰囲気が漂います。

日曜日はミサをやっていて、結構人が集まっています。

Boucherie Pitel

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外観

キャンパスから駅に行く途中にある肉屋さんです。

お肉だけでなく、自家製のお惣菜やサラミ、ワイン、チーズなども販売しています。

電車でパリからジュイの駅まで帰ってきて、ご飯を作る気力がないときに重宝しました。

特に、お肉をふんだんに使ったラザニアがおいしかったです。

定休は月曜日で、日曜日はお昼までの営業です。

Auchan Jouy-en-Josas店

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外観
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Centre Commercial
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コスパに優れたお米INEKO

駅前のCentre Commercialにある中型スーパーです。

我が家では、通称、「駅前のオーシャン」と呼ばれていました。

HECのキャンパスの前に巨大なオーシャン・サクレー店があるので、こちらの店舗に来ることはあまり多くはないのですが、オーシャン・サクレー店で品切れの商品が、こちらの店舗までくるとあったりします。

なお、ここでしか見かけないお米「稲子」は、1キロ3ユーロしないで買えてなかなか美味しかったので、見かけたらまとめ買いしていました。

Centre CommercialにはほかにBNP Paribasという銀行、薬局、日本食屋さん、クリーニング屋さんもあります。

Restaurant Robin des Bois

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外観
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看板テラス席も
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ピラドを食べた時の様子

ジュイの駅前にあるレストランです。

サービスに若干ムラがある気もしますが、なんと定休日なしでキャパも大きく、使い勝手はとても良いと思います。

前菜とメインが選べるお昼のフォーミュレ(Formules)のほか、ピラド(Pierrade)というフランス風焼肉があります。

ピラドを頼むと付け合わせのサラダ、フライドポテトと共に、お肉がまさかの食べ放題となるので、こちらも肉をがっつり食べたいときによいかもしれません。お肉の味付けはややあっさり目で、日本の焼き肉のたれにつけて食べたいというのが経験者の共通の感想でした。

テラス先もあり、夏は外で食事を楽しむことができます。

Serenay

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外観

ジュイの市役所の近くにあるケバブ屋です。テイクアウトのみで、お店で食べることはできませんが、天気が良ければ近くの公園のベンチで食べると気持ちがいいです。

ケバブだけでなく、ハンバーガーもあり、ポテトも付けると結構なボリュームになります。

お昼頃や夕方は並んでいる光景をよく見るので、ジュイの若者たちに人気のようです。

定休日はなしで、11:00から22:30まで営業してます。

Le Verger de Tom

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外観

キャンパスから駅に行く途中にある果物屋です。

スーパーマーケットのオーシャンで売っている果物と比べると割高ですが、その分見た目もよく、味もおいしいです。

果物以外にもフルーツジュースなども売っています。

定休は月曜日で、日曜日はお昼までの営業です。

Salle du vieux marché

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外観

駅の近くのイベント会場で、確か元々はマリーアントワネットも視察に来たとされるトワレの工場があった場所です。

ワイン市、ハロウィンパーティー、クリスマス市などのイベントが開催されます。

これらイベント情報は市のホームページでも確認できますが、キャンパスから駅に行く途中の商店街でもイベント告知用の張り紙がされるので、そこでも情報収集をすることができます。

ハロウィンパーティーはもちろん子供向けなのですが、日本とは違ったパーティ文化を垣間見えることができるので、子連れでしたら仮装させて連れて行かれると面白いと思います。

Musée de la Toile de Jouy

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外観
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庭にあるキツネ?のオブジェ

町で唯一の美術館です。

町の伝統工芸品であるトワルドジュイ(西洋更紗)に関する展示がされています。

こじんまりしていて展示数もさほど多くはありませんが、マリーアントワネットが愛したとされるトワルドジュイは絵画のようで見入ってしまいますし、その歴史や製法を学ぶこともでき、展示手法も工夫されているので見ごたえがあって面白い美術館です。

日本の美術館とも提携して日本で企画展示などをしていたことがあったようで、ミュージアムショップでは日本語のガイドブックも売っていました。

Gare de Jouy-en-Josas

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駅の外観
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ホーム
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C線の電車(SNCF)
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切符を有効化(validité)する機械

最後は、ジュイ・アン・ジョザの駅です。

RERのC線が走り、1番線はVersailles方面、2番線はMassy palaiseau、Paris方面になります。

電車の来る頻度はそれほど多くなく、通勤時間帯で1時間に数本、普段は1時間に各方面1本程度なので、間に合わないとかなり待つことになります。

Versaillesまでは8分ほど、Massy Palaiseauまでは13分ほどで行けて、Massy PalaiseauからはB線に乗り換えてパリ中心部のChatelet Les Hallesまで25分ほどで行けます。

ただし、電車の遅延や欠航は日本よりも多く、ストで急に休みになったりもしまので注意が必要ですし、まあ仕方ないかというある意味であきらめの気持ちを持つことも大事だと思います。

切符は販売機で買えるのですが、この駅には改札がなく、乗車前に白い機械に切符を差し込んで自分で切符を有効化する必要があり、忘れて乗ってしまうと罰金対象となるので注意しましょう。